ITフリーランス専門エージェントは手数料(マージン)抜かれるけど基本的には利用した方がいいという話

仕事

これから独立しようと考えている・独立したばかりのエンジニア向けとなります。

独立の準備が終わった後は、さてこれから案件取ってくるぞ〜、という感じで動いていくことになると思うんですが、
エージェントを利用して手数料(中間マージン)取られるの嫌ですよね?笑

ですが、手数料に着目しすぎじゃないですか? 本当に手数料は損失になりますか?

手数料を取られても十分なメリットがありますので、駆け出しフリーランスエンジニアの方にぜひ読んでもらいたいです。

利用した方がいい理由

そもそも案件取れないと稼げない

手数料を嫌がって案件取ってくるのに苦戦するくらいなら、エージェント利用した方がさくっと案件取ってこれます。

手数料取られての月50万と、手数料なしで月60万だけど案件取ってくるのに1ヶ月かかった場合、
取り返すのに最初の1ヶ月の損失を差額10万で埋めるので、1ヶ月+5ヶ月で合計6ヶ月かかります
(そもそも手数料なしの60万の案件を取ってくるのは、よほどコネクションや経験がないと結構ハードル高いです)

しかも、現場が変わる時は同じことが再度発生します。エージェント通してない場合はまた1からのスタートです。
現場で好印象もらっているならば、エージェントを通した場合だと次の案件は条件よくなります
(エージェント側からもおすすめできる人材ということになりますので)

ですので、長い目で見た時にトータル額はどっちが上かという話ですね。

手数料取られても手取りが多くなる場合がある

どういうことかと言いますと、クライアントとエンド直案件かどうかということですね。

それなりに大手フリーランスエージェントの場合、エンド直案件がそれなりにあります。
(直じゃなくても商流がそんなにはさんでなかったり)

例えば、マージン取られないといってもクライアントからA社→B社→C社…自分と契約している場合、
クライアントからA社には月100万支払われていても、自分のとこには40万もいかないケースがあります。

であれば、手数料が20%でもエージェント経由であれば、100万*(100%-20%)=80万になるわけですね。

知人の紹介という形で案件取ってこれても、こういうケースがあったりします。

営業や交渉などは全てやってくれる

エージェントと契約した場合、こちらでやることは、
・請求書
・現場との契約期間が近いづいた際に延長するかどうかの連絡に回答する

これくらいですね。

単価交渉、案件探し、面接の日程調整、契約書、その他諸々全部やってくれます。

ここで消費してしまう時間でスキルアップのために学習したり、副業に時間使った方が手数料以上のお金稼げる可能性もあります。

また、この辺の作業を全部やってくれていることにお金払っていると思えば、そんなに割に合わないこともないかなぁと思います。

実際の自分の経験

案件の決まりやすさ

エージェントの方が案件たくさん持っていることもあって、すぐ決まりました。
一方、最初は知り合いがいくつか紹介してくれたんですが、面接通ったのは1つだけだったような気もします。

自分の経歴の問題もあったかもしれませんが、知り合いの紹介でも自分のスキルと現場が求めるスキルがマッチしていないと難しいですね。

そういう意味でも、案件をたくさん持っているエージェントの方が互いにマッチする可能性が高く、つまり契約に至るケースが多いかなぁと思います。

手取りの比較

知人の紹介では、高くても月40万くらいでした(知人にマージンを払わないでこの額です)

ですが、エージェントから紹介された案件ですと、月45〜60万くらいでしたね(マージン取られてこの額です)

自分は経験がそこまでなかったのですが、3〜5年とかそれ以上の経験者であれば60万以上も狙えると思います。

基本的にはwin-winの関係

大体手数料はパーセンテージになるのですが、エージェントとしても単価高い方が得になるわけです。

だから、なるべく案件が決まるように動いてくれますし、高単価になるように交渉してくれます
つまりそれは、互いにとってwin-winの関係になるのですね。

ですので、手数料だけで判断せずに決めた方がいいかなぁと思います。

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