エンジニアとして案件を取ってくる際に、必ずと言っていいほど面談があります。
もちろん、自身の技術や経験・スキルシートも大事ではあるんですが、それはどこにでも書いてあるので。。笑
「経験や技術は少し劣るんだよなぁ」とか「経験は技術は大丈夫なんだけどイマイチ面談が通らない」って方に、1つアドバイスとして「笑いを入れる」ということを提案したいです。
別に面接官に笑ってもらえなくても大丈夫です。すべっていいです笑 笑いを入れることがコツなんです。
必要な理由
コミュニケーション能力があると思われる
エンジニアはずっとPCと向き合ってるわけではありません。
もちろん向き合う時間は長いですが、結局はチームとして動いています。
それに、社会人としてそもそも報連相は大事だったりします。
なのでエンジニアでも当たり前にコミュニケーション能力は大事です。
端的に言うと、この人と一緒に働きたいと思えるかどうかで採用が決まるわけです。
その要素として技術や経験もありますが、こういった会話も要素の1つにはなります。
考えてみてくださいよ。もし要素の1つにならないなら、転職サイトの会社紹介で「明るい会社です」なんて書く必要ありませんよ笑
それに、暗いことでメリットはないです。「御社は暗い会社です」なんて紹介してる会社なんて聞いたことないでしょう笑
「自分はコミュ力は自信ない」なんて人もいると思いますが、実際にはコミュ力低くても大丈夫です。自分もどちらかといえば低い方ですし。。
(とはいえ、もし参画できた場合は報連相は必ず行って、できれば会話もするようにしてくださいね)
差別化を図る
さて、例えばもし採用枠が1名だった場合でAさんとBさんで悩んでいる場合、どちらを採用するでしょうか。
能力が一緒だった場合、ちゃんとコミュニケーションが取れる人を選びますよね?
また、採用する側が必ずしも技術の高い人を欲しているとも限りません。
例えば現場にはある程度技術が高い人が揃っているとか、人件費的にある程度限界がある場合とかですね。
この時、多少は技術が劣っていてもコミュニケーション能力が高い方を選ぶ可能性はあります。
じゃあコミュニケーション能力ってどこで判断するんでしょうか?
質問に対する受け応えなら、はっきり話すとかその辺のことは当たり前にする人もまぁいます。
だから、差別化するなら笑いを入れるんですよ。
自分の経験と実践例
実際の経験
じゃあ本当に笑いを入れると採用されやすくなるのって話ですが、確率や感触はやっぱ変わりますね。
たしかに「確実に採用される」とはなりませんが、これやるだけで確率上がるならコスパはいいと思いません?
自分がこれをするきっかけになったのは、なんやかんやで面接官側が笑ったりすることが多いなぁと思ったんですよ。
だったら、こっちも笑わせにいけば一緒に働きたいって思ってもらえるんじゃないかと。
意識する前は10社くらい面談があって、結局決まったのは1社でした。
その現場では半年だけ参画して、すぐ次の現場に移ることになったんです。
たった半年の経験で、技術の向上はそこまで変わらないですよね?
ですが、この時に笑いを入れることを意識したら面談やった5社のうち4社から採用を頂けました。
しかも、結局契約を決めた現場からは「技術はちょっと足りないかも」という判断だったのに採用されました。
技術が足りないのに採用された理由があるのは間違いないので、その理由の1つとしてこういうとこが影響しているとは思います。
実践例
笑いを入れると書きましたが、別に笑いじゃなくてもいいです(わかりやすく表現するために笑いと書いた次第です)
リアクションを少しだけ大きめにとるとか、そういうのでもOKです。
特に最近はリモートでの面談も増えているので、表情やリアクションをより大きめに取った方が印象はいいでしょう。
例えば「〜〜って経験ないですよね?」みたいな質問がきて、その内容がかなりレベルが高い経験の質問だったとしましょう。
(さらに前提として、面接官の質問の仕方もちょっと笑った感じだったとします)
この時に「はい、ないですね」とか「経験はないですが是非やってみたいと思います」という固い返答ではなく、
笑いながら「いやぁ、ちょっとさすがにないですねぇ〜」みたいな感じで返答する、とかですね。
(言い方によっては嫌味っぽく聞こえるので、そうならないようなニュアンスにすることは大事です)
これをすることで、ちょっと会話も華やかになりますよね? これがコツなんです。
あくまでテクニックの1つ
これさえあれば必ず受かる、みたいな魔法のテクニックではありません。
コスパがよくて、デメリットもなく、かつ差別化を図りやすい1つのテクニックです。
ですので、質問されているのに内容を無視して笑いを取りにいったり、そういうのは当たり前ですがダメですね。
当然、お尻を出したりとか突然変な顔をしたりとか、言うまでもなくそういうのもダメです笑
笑いを取りにいけばいいのが本質ではないです。コミュニケーションが前提としてあって、それの1つ高いレベルという感じです。
あとは会社の雰囲気もあるので、それを察知して合わせられるとベターですね。
そういった場合には、あまり笑いを入れない方がいいこともあったりしますので。