簡単な話ではないのですが、30歳からでも社会人にはなれますし、ある程度お金も稼ぐことはできます。
色々理由があって全く就職せずに20代を終えてしまいそう・終えてしまった方にとって、少しでも希望になれれば幸いです。
自分の実例
自分は大学を卒業してから30歳になるまでの7年間、実はずっとフリーターという生活をしてきたんですよね。
30歳の手前で就職しようと思い、公務員試験や就職サイトから色々応募したりして、最終的にはエンジニアという道に進むことになりました。
最初に就職した会社では3年半ほど在籍し、従業員30名程度の小さな会社ではありますが2年で役員に昇進しました(昇進の話はその半年前からきていて、そこで承諾しましたね)
自身の将来やステップアップを考えて退職し、転職か独立かで迷ったのですが独立することを決めました。
最初の3ヶ月はうまくいかないことも多かったですが、それ以降は軌道に乗れた感じですね。
2022年5月現在、独立してから2年が経過しましたが、会社員時代と比べると月収は本業のエンジニア業だけで2.5倍以上となり、年収1000万まであと少し、というところまで到達できました(まだまだ伸びると思ってます)
簡単に述べると、30歳職歴なしからでも6年で年収1000万になれます。
就職という大きな壁を乗り越えるポイント
これにはポイントがいくつかあると思います。
戦力になれるかどうか
30歳前後に求められるのは、基本的には即戦力なんですよね。
新卒だと伸び代とかコミュニケーション能力を見られると思うんですけど、そこで戦ってはいけません。
もし即戦力になれるような武器があるなら、ぜひそれをアピールしてください。
とはいえ、即戦力になるようなスキルを持ってないから困っている、という方が多いと思うんですよね(自分自身も当時は戦力になるようなスキルは何も持っていませんでした)
その場合大事なのは、伸び代とかコミュニケーション能力みたいな新卒と同じ武器で戦ってはいけない、ということです。
じゃあどうしたらいいのか、というのは次以降で説明していきます。
供給が足りていない職業
なんで自分は採用されたかというと、エンジニアという供給が足りていない職業だからだったと思います。
なので、どういう市場を選定するかで採用される確率も大きく変わってくるとは思いますね。
ただし、あくまで能力なり人間性なりがあった上でないと確率は変わってきません。
市場選定は大事ですが、選定だけでなんとかなるわけではないと思ってください。
未経験を長所にする
例えば「未経験だけど努力して、短期間でこういうことができるようになりました」とかだと、ポイント高いと思います。
なんとかするために努力できる人と見られることと、短期間でスキルアップが見込める人材と思わせられますね。
こういう「逆手に取る」みたいな発想は大事です。
当然、そのために何か成果を出す必要はあるので、そこは努力する必要があるところではありますが。。
ただ、それでも気をつけてほしいのは「即戦力」で勝負はあまりしない方がいいですね(それだけのスキルがあれば別ですが)
結局、経験者の方がどうあがいても戦力です。なので、経験者と同じフィールドで戦っても勝つ可能性は相当低いです。
あくまで「その会社にとって、採用する価値があるかどうか」というところをアピールしないといけないのがコツですね。
それが30歳なら「即戦力」という部分になりますし、新卒ならその経験がないのは当たり前なので伸び代とかでも戦えるわけです。
それがないので、差別化するために「未経験であることを逆手に取って長所にする」しかないんです。
ちょっと悪い言い方をしますが、即戦力じゃない30歳なんて会社としては採用する意味がないんです。
だったら伸び代があって、言うことを聞いてくれる新卒とか若い人を採用します。
(それに納得がいかなかったとしても、会社はそういう目で見るので仕方ないです)
何も努力せずに就職したい、と思っている方がいましたら、その考えは捨ててください。
なぜかと言うと、それだと本当に会社は採用してくれないんですよ。。
努力せずに一生絶望で終わるか、努力してなんとか就職するかの二択という感じですね。
就職すればまた色んな可能性が出てきます。繰り返しになりますが、自分はそれでも年収1000万近くまで到達することができました。
最後に
適当にやっててどうにかはなりませんが、血のにじむような努力までしなくてもなんとかなるかなぁ、と思います。
努力の方向性とその提示の仕方が大事かなぁ、という感じでしょうか。
おそらく、最初の就職を決めるのが1番大変です。
そこから収入を伸ばすのは展開の仕方である程度はなんとかなりますので、まずはここを突破しましょう。
ここまでは「どうやったら就職できるか」というスタートの部分を書いていきました。
そして「スタート後、どうやって年収1000万に到達するか」は、以下の記事に書いてます。
(自分がエンジニアのため、エンジニア限定の内容になってますのでご了承ください)