今日は以下の悩みを解決したいと思います。
・確定申告の収支の計算がわからない
・インボイスや電子帳簿保存法が始まるけど、何をしたらいいんだろう
・請求書ってどうやって作ったらいいんだろう
・そもそも開業ってどうやるんだろう
結論から述べますと、会計ソフトを使えば解決します。
個人事業主で会計ソフトを使ってない人はいないと言ってもいいくらい、必須級のソフトですね。
なぜ必須かというと、日々発生する収支の登録や確定申告の準備が桁違いで簡単、かつ時間がかからなくなるからです。
会計ソフトは色々ありますし、特にこだわりがないならぶっちゃけ何でも大丈夫です。
今回は自分が使っているのがfreeeという会計ソフトなので、こちらについて説明したいと思います。
業種や人によって、使いたい機能は多少違ってくるとは思いますが、
個人事業主が年間で行う作業の一連の流れについて、どうやって会計ソフトを使っていけばいいかを説明していきたいと思います。
(あくまで非常に簡単な流れにはなりますが、どういうことが必要かはなんとなくわかっていただけると思います)
開業の仕方
まずはまだ開業をしていない方ですね。
(開業届の提出が終わっている方は飛ばしていただいて大丈夫です)
開業するにあたって、書類を色々提出しないといけないんですが、専門知識なくても書類作成できてしまうのがfreee開業というソフトです。
お値段無料です。プラン的なのもないので本当に無料です笑 これがあれば書類はサクッと作れます。
詳細についてはこちらの記事にまとめてますので、まだ開業の準備をしていない方は是非ご覧ください。
会計ソフトの準備
さて、開業が済んだら会計ソフトを登録しましょう。
これがあるのとないのとでは、確定申告やその準備の手間が全然違います。
freeeには無料プラン(お試しプラン)があるので、まずはそちらから登録してみましょう。
会計ソフトがなぜ必要かは、これまた以下の記事で説明しています。
自分は有料プランを使ってますが、1番安いスタータープランです。
この辺は自分に合ったプランを使う感じで良いかなぁ、と思います。
そういう意味でもまずは無料から始めて、ちょっと物足りないなら有料に切り替え、くらいのスタンスでOKかと。
登録が終わったら、必要に応じて口座連携やクレジットカード連携をしておくと便利ですね。
(理由は次の項目で説明します)
日々の業務から年1回の確定申告まで
業種によって、やることやその作業量は変わってきますが、以下は比較的どの業種でも共通の作業になると思います。
・請求書や見積書などの書類作成
・確定申告
口座連携やクレジットカード連携をしておくと便利という話をしましたが、
連携した口座から引き落としが入った場合は、自動で会計ソフトにも反映されます。
クレジットカードも同様で、連携したカードで支払った場合はそれが会計ソフトに反映されます。
なので、連携をした上で経費として落としたいものは、連携した口座やカードで支払えばOKです。
そうすると、年間でいくら支払ったよっていうのがソフトに記録されるので、確定申告の際にはボタンをポチポチ押すだけで完了します。
確定申告は収入の申告もするので、連携する口座は報酬が振り込まれる口座でもあると管理が楽ですね。
源泉徴収されている人は、この辺の計算も会計ソフトがしてくれるので、だいぶ簡単です。
要するに、会計ソフトがあると、年間でいくら収入があっていくら経費として払ったというのを全部記録してくれるだけでなく、
確定申告での複雑な計算も全部してくれる、ということです。
これがメインの使い道になります。
確定申告が大変という人がいますが、自分は大変だったことはないですね。
ちなみに、口座やクレジットカードでプライベート用のを持っている人は、それと別にビジネス用として作ることをオススメします。
プライベートでも使っている口座やカードを連携すると、プライベートでの支払いも会計ソフトに記録されるので、それを除外する作業をいちいちしないといけません。
ビジネス用の口座やカードのオススメはないです笑 要するにプライベートと分けていれば何でもOKなんで。
自分はPayPay銀行を使ってます。カードはPayPay銀行のキャッシュカード(デビッド付き)ですね。
ということで、収支の登録や確定申告は以下の手順で済みます。
・確定申告→ソフトで計算済みなので、質問に答えて進めていくだけ
簡単ですね笑
請求書や見積書ですが、これはfreee内にテンプレートがありますので、それを使えばOKです。
源泉徴収や消費税の計算もしてくれるので、手動入力と比べて簡単だしミスがないです。
最初の頃は、請求書等にどういう情報を記載したらいいかわからないとか、最悪記載漏れでトラブルになる可能性も0ではないんですよね。
であれば、ちゃんとソフトが用意してくれているものを使った方が間違いがないです。自分もこれをずっと使ってますし。
これから始まるインボイスや電子帳簿保存法
インボイスについては、請求書は対応しています。
freeeに登録したら、freee請求書というのが無料で使えるので、そこからインボイスに対応した請求書の発行が行えます。
また、2023年5月の現段階では、消費税申告書の作成とその電子申告については未対応ですが、
機能を提供する予定はあるみたいですので、問題ないでしょう。
(これだけ有名な会計ソフトが対応しないわけないですからね笑)
電子帳簿保存法ですが、こちらは完全対応と謳っています。
例えば、スキャナ保存(紙の領収書を電子データで保存する)の場合はタイムスタンプを付与するというかなり面倒な作業があるんですけど、
freeeのファイルボックスで、電子帳簿機能をオンにするだけで同様の機能が備わります。
さて、インボイスも電子帳簿保存法も細かい説明をするとキリがないんですが、
要するに対応している、またはこれからするんで問題ないですよ、ということですね笑
インボイスとか電子帳簿保存法って、正確に把握している人が少ないくらい複雑で難しいですよね??
そういう管理もfreeeがあれば簡単にできるようになるよ、っていうことです。
まとめ
これから開業したい人、開業しているけど会計ソフトを使ってない人、どちらの人であってもfreeeさえあれば解決しますよ、というお話です。
自分も開業の準備から現在に至るまで、ずっと使ってます。
開業の手続きがまだの人はfreee開業を、手続きは終わっているけど会計ソフトをまだ用意してない人はfreee会計、という感じですね。
端的に言えば、面倒な作業はこれで全部解決するっていう感じです。
確定申告を自分でやりたくて個人事業主になったとか、経費を手作業で計算したくてフリーランスになった人っていないと思うんですよね笑
であれば、面倒な作業は全部ソフトに任せて、空いた時間でビジネスやるなり勉強するなり遊んだりする方がコスパ良いかなぁ、と思います。